個性的な表情の羅漢様がいっぱい❤ 徳島県(香川県)「雲辺寺の五百羅漢像」

徳島

四国八十八ヶ所霊場最高峰のお寺 雲辺寺

お遍路さんでおなじみの四国八十八ヶ所霊場のうち第六十六番札所が徳島県三好市にある「雲辺寺」。

住所としては徳島県なのですが、香川県との県境に位置し四国八十八箇所霊場としては香川県の第1番札所になっています。

このお寺は標高927mの高地にあり、四国霊場中最高峰に位置することから別名「四国高野」と呼ばれています。

雲辺寺は初夏はアジサイ、秋は紅葉、冬の雪景色が美しく、お遍路さんだけでなく一般の方にもオススメの絶景スポットです。

雲辺寺のアジサイについてはこちらの記事をご参照ください。

そんな雲辺寺ですが、それ以外にも是非見たいのが雲辺寺の五百羅漢像。

あまりにも表情が豊かすぎる羅漢様たちがいらっしゃるということでアジサイと一緒に見に行くことにしました。

なかなかエクストリームな雲辺寺への道

雲辺寺は前述したように標高972mの高地にあり、たどり着く方法は①「徒歩で遍路道を進む」、②「ロープウェー(大人往復2,200円)で登る」、③「徳島側から車で登る」の大きく分けてこの三種類になると思います。

①「徒歩で遍路道を進む」は数年前に四国八十八ヶ所を自転車で巡った時に自転車を押しながら登ったことがあるのですが、道中に巨大な丸太が倒れていたりする「ファイト一発!!」系のかなり過酷な道で、誰もいない山奥で「オラァッ!!」と叫びながら登っていった記憶があり、もう二度と行きたくなかったので却下・・・

②「ロープウェー(大人往復2,200円)で登る」、金にセコい私は「コスパ悪いな・・・」ということで却下。

というわけで今回は③「徳島県側から車で登る」を選択し、行ってみることにしました。

かなり遠回りにはなるのですが、結果的にはこれが大正解。

雲辺寺までの車道はそこまで狭くもなくきちんと舗装されていて、わりとスムーズに頂上付近までたどり着くことが出来ました。

というわけで雲辺寺の入り口に到着。

ロープウェーだと雲辺寺まで一気に行けるのですが、車の場合は乗り入れ禁止なので、ここから500mほど歩くことになります。

「500m・・・しんどいわぁ・・・」と思った運動不足気味の方にはここは是非歩いていかれることをオススメします。

なぜなら。。。

この道も景色が素晴らしいです。

美しい杉林や初夏にはアジサイの花を眺めながら、神聖な空気の中を歩いていくことが出来ます。

500mの間をあっという間に歩くことが出来ます。

ちなみに駐車料金は無料なのですが、参道補修協力費(普通車500円)は別途必要になります。

この協力費は本堂(納経所?)の方で納めるようになります。

納めたらお箸をいただけました。。。

個性的な表情の五百羅漢オールスターズ

500mの参道を抜けてとうとう雲辺寺に到着。

そして、羅漢様たちがお出迎えしてくれました。

それがこちら・・・

この羅漢像ですが、彫刻した石工たちが自分の知り合いの表情をイメージして彫ったのではないかと言われており、その表情は千差万別でそれぞれの羅漢様の表情を見ていくのも楽しいです。

しかし、中には「きっと作っている最中に作者がテンション上がり過ぎたんだろうなぁ・・・」という羅漢様もいくつかいらっしゃり・・・

この羅漢様なんて、完全に「お前に食わせるタンメンはねぇ!!」状態でした。

なんか襟の模様もタンメンのどんぶりの模様っぽいし。。。

そして、羅漢様は全員男だと思うのですが、中にはなぜか豊満なおっぱおを放り出した羅漢様がいらっしゃり、きっと魔が差しておっぱおに触ろうとする不届き者にはあの大阪の名(迷?)スローガンのごとく、

「チカンらかん(あかん・・・)!!」

と叱りつけてくれることでしょう。

なかなか壮観な羅漢様たちを見られる場所で、お寺の雰囲気も荘厳で素晴らしいので、アジサイ、紅葉、雪景色の頃には是非行ってみることをオススメします。

アクセス

雲辺寺
〒778-5251 徳島県三好市池田町ノロウチ白地 763 2

・ロープウェイ料金(往復) 大人2,200円 中高生1,650円 小学生1,100円
※詳細は下記ホームぺージをご参照ください。
http://www.shikoku-cable.co.jp/unpenji/

・入場料 無料
・駐車場 無料
※車の場合は別途、参道補修協力費が必要

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