何もないことを楽しめる島 愛媛県松山市の興居島(ごごしま)
愛媛県最大のビッグシティ松山からフェリーでわずか10分ほどで、都会の喧騒を忘れ、ゆったりリラックスできる島があるということで行ってみることにしました。
松山市の高浜港からフェリーに乗り込み、美しい雲と穏やかな瀬戸内海を眺めながら出港し・・・
「さあ大航海のはじまりだぁっ!!」
と思ったら・・・
すでに目的地に着いていました。。。
上述した通り、出港してから10分程で到着します。
そして、到着したのが瀬戸内海に浮かぶ「興居島(ごごしま)」という島。
興居島は松山市の高浜港の西方約2kmに位置し、面積8.49平方キロメートル、人口は約1000人ほどのちょっと大きめの島です。
島の名産品は柑橘類で、島内にはたくさんのミカン畑があります。
この興居島という島ですが、スラムダンクで言うとディフェンスに定評のある池上のごとく、「何もない」ということに定評があります。
断じてディスっているわけではないです!!
何もないからこそ、島の穏やかな空気の中、空と海を眺めてリラックスできます。
というわけで、ストレス社会の現代でささくれてしまった心を癒すために、「ゆるーくバイクでツーリングしよう。」と思って行ってみたのですが・・・・
全然「何もない」じゃなかった!!!!
むしろすさまじいものがありました!!!
6月の恋人峠を染める恋の花
それがこの興居島にある恋人峠。
恋人峠自体はちょっと気を抜くと見逃しそうになる場所なのですが、この恋人峠の後ろに広がる斜面を是非覗き込んでください。
(実際、私も恋人峠に気付かずに一度通り過ぎちゃいました・・・)
恋人峠の斜面を青い花が埋め着くしていました。
穏やかな瀬戸内海、抜けるような空、そしてこの花の涼やかな青さのジェットストリームアタックが半端なく美しかったです。
この青い花ですが、アクセント強めに声に出して読みたい、アガパンサスという名前の花です。
アガパンサスはユリ科の多年草で、5月下旬ごろから7月頃に放射状の涼やかな青い色の花を咲かせます。
南アフリカが原産で種類は10~20種あり、大変丈夫で育てやすい花です。
そして、アガパンサスの花言葉は「恋の訪れ」、「恋の季節」だそうです。
恋人峠に咲く恋の花、そのあまりのロマンティックさにバッファロー吾郎の木村さんも「Oh アガパンサス!!」(ポカホンタス・・・)と言ってくれることでしょう。。。
見頃としては6月中旬から下旬ごろのようです。
恋人峠でこの時期にだけ見られるあまりにも美しすぎる光景ですので是非どうぞ!!
興居島散策時の注意
穏やかな海を眺めながら海岸線をドライブできる場所ではあるのですが、山道もかなり多いです。
上述した恋人峠もちょっとした丘の上にあります。
フェリーには自転車を積み込めたり(料金140円)、島で自転車をレンタルすることも出来るのですが・・・
あまり足に自信がなければ自転車で行くことはおすすめしません。
道幅や爽快感でいうとバイクがベストだとは思いますが、利便性などを考えるとフェリーに車を乗せて車で島をまわるのもアリだと思います。
まあ、私はバイクで行くとちょこちょこ立ち寄りながらも2時間かからずに終わっちゃいましたが。。。
なかなか厳しい道もありますが、その先には爽快な景色が待っています。
アクセス
高浜港
〒791-8081 愛媛県松山市高浜町2丁目
興居島は高浜港から由良港行き、泊港行きでそれぞれ一日14本便運航しています。
時刻表や運賃は下記ホームページよりご確認ください。
http://gogoshima-ferry.com/timetable_faretable/#Timetable
恋人峠
〒791-8093 愛媛県松山市泊町
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