「道が分からん・・」けど 凄まじい銀杏 愛媛県東温市「川筋のイチョウ」

愛媛

愛媛県東温市のイチョウの巨樹「川筋のイチョウ」

「辿り着けなかった。」

去年の秋に愛媛県東温市にある「川筋のイチョウ(観音堂の大イチョウ)」という大イチョウを見に行ったのですが・・・、

まさかの辿り着けずというか、近辺までは来てるものの現地へ通じる道が分からずで、「どうせガッカリスポットだろっ!!」と無理矢理自分に言い聞かせて目頭を熱くしながら泣く泣く逃げ帰りました。

しかし、やっぱり気になったので2021年、再度気を取り直して行ってみることに。

というわけでグーグルマップに「川筋のイチョウ」と入力して行ってみると。。。

こんな所に放り出されました。

明らかに大イチョウはない。ここまでは昨年と一緒。

「ムムム・・・」と思い、グーグルマップをさらに見てみると、写真のネットみたいなところを突っ切っていくようになっていたのですが、

「冗談は吉幾三、むしろ不法侵入・・・」と思い、辺りを散策してみると。。。

さらに山側に少し登った所に「川筋の大イチョウ」と書かれた看板がありました。(写真の右側)

「これやでぇ!!」と思い、この看板が示す方向に進んでいくと、

さらに看板が。

「この道かぁ。これは気付かん気付かんばい。。。」と思い、「この道を行けばうんたらかんたら。」とA猪木のように考えながら進んでいきました。

道はこんな感じでちょっと急ですがそんなに歩きづらくはないです。

ちょっと進むと地元の人がいたので、

「こんにちはっ!!」と元気に挨拶すると、

「ビクっ!!」

と驚かれた後に、「こんにちは・・・」と返してくれました。

あんまり人は来ないみたいで驚かせて申し訳ない。。。

そして、そこからもうちょっと歩くと出てきたのがこの場所。

凄まじいイチョウの樹がありました。

これが「川筋のイチョウ」です。

ちなみにイチョウの横にある建物は観音堂と呼ばれ、中には十一面観音様が安置されているそうです。

この観音堂にちなんで、川筋のイチョウは「観音堂の大イチョウ」とも呼ばれています。

観音堂の前には賽銭箱があったので、お賽銭しようと思って財布を見ると5円とか10円が無かったので長渕剛さんのように賽銭箱に100円玉投げたりました。もちろん釣銭は出てきませんでした。。。

というわけでじっくりねっとりイチョウの樹を堪能することにしたのですが、

老木ではあるものの、まるで「もののけ姫」に出てくる乙事主(おっことぬし)様のように趣と威厳のある素晴らしい樹でした。

このイチョウの樹は樹齢は不明なものの、東温市教育委員会様が未来の有望なキッズ達のために設置した看板によると目通り7.85m、高さ31.2mの名実ともに紛れもない巨樹でした。

単幹のイチョウの樹としては県内でもベスト3には入る大イチョウだそうです。

辿り着くまでに一年以上かかったものの「良いもの見れたなぁ。」と感じることが出来る場所でした。

かなり趣のある巨樹なので、いつ見てもなかなかすごいですが、イチョウの樹が黄色く色づくのは11月ごろのようです。

道は分かりづらいですが、これほどのイチョウの樹を見られる場所はなかなかないので是非行ってみてください。

アクセス

川筋のイチョウ(観音堂の大イチョウ)
〒791-0314 愛媛県東温市松瀬川

・入場 無料
・駐車場 無し
近隣の道路に車を停める場合は交通の妨げにならないようご注意ください。

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