落差40mの大迫力 新居浜市「近くて遠い 魔戸の滝」

愛媛

愛媛県新居浜市「魔戸の滝」

新居浜市に「魔戸の滝」という高さ40mの巨大な滝があるということで行ってみたのですが・・・

 

「行けませんでした。。。」

一度目に訪れた時は工事中で道路が通行止め、そして二度目も同じく通行止め・・・

「これはもう無理かなぁ。」

と思いながらもちょっと近くまで行く用事があったので三度目の正直と思って行ってみると、

なんと通行止めが解除されていました!!

「これは行くしかない。」

と思い、わりとアスファルトが剥がれ気味の月のクレーターのようなボコボコの道をサスが効いていないバイクで走っていくと、

「とりあえず、看板立てといたから!!」的な臨時駐車場に到着しました。

駐車場にバイクを停めてさらに進んでいくと、どんなにお腹痛くても我慢するか茂みの方でした方がマシな恐ろしい風貌のトイレがありました。

見るのも恐ろしかったのでトイレからは目を逸らしながら進んでいくと「魔戸の滝」の看板がありました。

読んでみると何ともきな臭い伝説が書かれていました。

なんでも昔々、何日も雨が降らずに作物が全て枯れ果ててしまうという危機的状況に村一番の娘を選んで滝の龍王様へ献上することになりました。そして村人たちはにぎやかに囃し立てながら娘を滝まで運んでいき、娘は龍王様とともに水底へと消えたところ大雨が降ってきた。とのことです。

というわけでここからは徒歩約5分ということで意気揚々と歩いていったのですが・・・

「5分経っても、10分経っても全然たどり着きませんでした。」

明らかに滝から遠ざかっていっているなぁ。と思い、しばらく歩いてようやく気づいたのですが道を間違えていました。。。

看板の向かいに車も通れる太い道があるのですが、ここは全然関係ない道なので行っちゃダメです。

滝への道は「魔戸の滝」の看板のすぐ隣にポツンとありました。

「恥ずかしながら本当に全然気づきませんでした。。。」

徒歩で5分ほどで滝まで到着するのでそんなに長い道ではないのですが、なかなか幅が狭く、足元は良いとはいえません。

そして時にはロープを使って登らなければならない道もあり、体力のない方にはあまりオススメは出来ません。

そんなこんなで美しい渓谷を眺めながら登っていくと・・・

なんとも凄まじい音と風圧が・・・

そして目の前には巨大な滝がありました。

とうとう「魔戸の滝」に辿り着きました。

大迫力の滝で来た甲斐がありました。

さすが高低差40m、水しぶきが豪快に飛び散っていました。

しばらく滝の水しぶきに打たれながら、マイナスイオンを浴びまくりました。

 

しばらく滝を堪能した後、帰ることにしたのですが、来てから帰るまで誰にも会わず、携帯の電波も全くなかったため、

「これは、もしここで足を滑らせて渓谷に落ちたりすると誰にも見つからずに死んでしまう。。。」

と恐怖を感じ、そそくさと逃げ帰りました。

 

本当に立派な滝なのですが、交通状況によって通行止めだとどうしょうもないので注意してアタックしてみてください。

ちなみに新居浜市の滝としてはこちらも豪快でオススメです。

アクセス

魔戸の滝
〒792-0848 愛媛県新居浜市種子川山

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