ダイナミックな奇岩が飛び出すパワースポット　高知県「室戸岬」

映画のオープニングでおなじみの「波がじゃぱーん」の浜？室戸岬
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映画のオープニングでおなじみの「波がじゃぱーん」の浜？室戸岬

高知県に室戸岬という場所がある。
この場所は遥か昔、空海こと弘法大使様が「悟り」を開いた場所と言われているが・・・
私もちょっと自分を律しようと思い、この場所で開催されるハーフマラソンに出場したのですが、海沿いのすさまじい強風でヘタレてしまい、女性ランナーの後ろにぴったりついて風をやり過ごしながら最後にまくるという「悟り」とは程遠い作戦でなんとか完走しました。。。
ゴールした後にその女性ランナーから声をかけられて、「殴られるんかな・・・」と身構えたら、「今日はどうもありがとうございました！！」とむしろ感謝されて困惑しました。真後ろにピッタリ付かれたキモさと緊張感から最後まで気を抜かず走り切ることが出来ました。という「ありがとう。」ですかね・・・

さて、この室戸岬という場所ですが、ユネスコの世界ジオパークに認定されている場所で、奇岩が飛び出した独特な光景を見ることが出来ます。

ジオパークとは
「地球・大地（ジオ：Geo）」と「公園（パーク：Park）」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球（ジオ）を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
その中でもユネスコ世界ジオパークはユネスコの定める基準によって認定された高品質のジオパークです。日本では2020年現在でジオパークは43地域、その内の９地域がユネスコ世界ジオパークに認定されている場所です。

薄切りのカブを積み重ねたような岩ですが、タービダイト層と呼ばれ、砂や泥が海水と混ざった流れによって海底に降り積もって出来たシマシマの地層です。このタービダイト層が室戸岬の砂浜中に飛び出しており、まるで世界が終わった後のような壮大な光景を見ることが出来ます。

「流石、ジオパークに選ばれるだけあるな・・・」とその圧倒的光景を満喫し、満足して帰路についたのですが・・・

家に帰ってアマゾンプライムで「日本をゆっくり走ってみたよ」という、俳優の濱田岳さんが演じる主人公がバイクで日本一周するというドラマを見ていたのですが、ちょうど室戸岬を訪問する回でした。

「あ、これ進研ゼミでみたやつだ！！」という具合に、「ちょうど今日行ったところだ！！」と思って見ていると、登場人物がタービダイト層の浜で「ここ、あの東映の映画のオープニングの波がじゃぱーんて弾けるところやで。」と言っていて「じゃぱーんの写真撮っておけばよかった・・・」と後悔したのですが、その後で調べてみると全然関係ない所でした・・・

「なんで、そんな本当っぽい微妙な嘘情報入れてくるんや・・・？」と困惑せずにはいれませんでした・・・
ちなみに東映のオープニングの場所は千葉県銚子市犬吠埼だそうです。

アクセス

室戸岬
〒781-7101　高知県室戸市室戸岬町
駐車場・・・あり（無料）
車：高知市から約80ｋｍ、約２時間
公共交通機関：JR高知駅からJR土讃線－土佐くろしお鉄道ごめんなはり線で奈半利駅まで約1時間30分。奈半利駅から高知東部交通バスで、室戸ジオパークセンターもしくは甲浦行きバスで約60分。

タービダイト層の浜は下記マップの室戸岬無料駐車場から海側へ歩いて行った方にあります。