四国の西端 最果ての地「愛媛県伊方町 佐田岬」

愛媛

日本一長い半島を抜けた先にある最果ての岬

前回、佐田岬半島ドライブで半島のようやく半分の「せと風の丘パーク」まで辿りついたのですが、四国西端の地に向け引き続き走り続けていました。

前回の記事はこちら

もうすぐ四国西端の地「佐田岬」へ到着というところで、

「なんか道の端にバアチャン座ってるなぁ・・・」と思ってみていると・・・

突然バアチャンが車にタックルしてこんばかりの勢いで手に持ったミカンを振り回し、こちらにアピールしてきた。

あまりの勢いに「うわっ、うわっ!!!」と恐怖を感じ、車を停めることなく走り抜けました。

「なんだったんやろう・・・」と思って調べてみるとどうやらミカン売りのバアチャンらしい。

とりあえず、そんなこんなでそこから少し走ると佐田岬の駐車場に着くとこんな看板が・・・

どうやら佐田岬の人は商魂たくましいようです。。。

とりあえず気を取り直して駐車場から見える海を見てみると

「まさに絶景!!」

「とうとう・・・、とうとう四国の最果ての地に辿り着いたんだ!!」と達成感を感じていたのですが、ここはまだ全然最果ての地ではなくドラゴンボールでいうと「もうちっとだけ続くんじゃ。」、映画キッズリターンで言うと「バカ野郎!!まだ始まってもいねーよ!!」状態でした。

本当の最果ての地の佐田岬灯台へは駐車場からさらに徒歩30分ほどの場所にあります。

「けっこう、遠いなぁ。。。」と思いながらも折角ここまで来たし、たぶんもう二度と来ることも無い気がしたので意を決して歩くことにしました。

佐田岬灯台まではこんな感じの遊歩道が続くのですが、木のトンネルが美しく気持ちよく歩くことが出来ます。

そしてこの木のトンネルを抜けると、

これまた美しいコバルトブルーの海を見ることが出来ます。

行く前は「遠いなぁ・・・」とぼやいていましたが、美しい景色を眺めながら歩くことが出来、非常にリラックスできました。

そしてこの佐田岬ですが戦時中は要塞として使われていたようでその時の施設もまだ残っていました。

それからしばらく歩くと、佐田岬のシンボル 四国の西端の佐田岬灯台がようやくお目見えしました。

最果ての地を照らす佐田岬灯台と豊予要塞

というわけでようやく佐田岬灯台へ到着。

あまりにも遠すぎたので有森裕子さんのように「初めて自分をほめたい」とまでは思いませんでしたが、なかなか感慨深いものがありました。

佐田岬灯台には普段は入ることは出来ないので周囲から眺めることになります。

そして、ちょっと離れた場所に謎のモニュメントがあり、きちんと構えて写真を撮ると下の画像のように灯台がバッチリモニュメントの真ん中に来る写真を撮ることが出来ます。

佐田岬到着の記念におすすめです。

そしてこの場所で見てほしいのは灯台だけではなく、上述したように戦時中は豊予要塞という要塞として使用されていた場所なのでその時の施設が今も残されています。

上記のビュースポットからは砲台の跡を見ることが出来ます。

そして招き入れるかのごとく要塞の入り口がぽっかりと開いているので、入ってみることにしました。

要塞の中の通路はこんな感じで現代建築っぽいちょっと洒落た感じでもあります。。。

そしてこの通路を進むと当時使っていた大砲のレプリカが置かれていました。

最後に

というわけで佐田岬はこんなところで海は非常に美しく、長さが苦にならなければドライブコースとしては最適で最果てまでやってきたという達成感が味わえます。

しかし、「押し売りには注意してね。」といった場所です。

また、とんでもなく遠いので時間に余裕のある時に訪問することをオススメします。

到着してやりきった感は感じられますが、「帰るまでが遠足」とはよく言ったもので往復になると距離は倍になりますので注意。。。

アクセス

佐田岬灯台駐車場
〒796-0823 愛媛県西宇和郡伊方町

・駐車場 無料

四国の美しすぎる海

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