紅葉でご利益まんまん　愛媛県久万高原町「黄金に染まる秋の大宝寺」

境内を黄金に染める大宝寺の銀杏

愛媛県久万高原町にある大宝寺。

四国八十八箇所霊場のちょうど真ん中の第四十四番札所となる大変ご利益のあるお寺なのですが、この大宝寺は秋になると黄金色に輝き、さらにご利益まんまんモードになります。

大宝寺は標高560m付近にあり八十八箇所中5番目の高さなのですが、その気になれば車で最後まで行けてしまいます・・・

しかし、それだと呆気ないし、ご利益半減（当社比・・・）なのでここは是非少し離れた一般の参拝者用の駐車場に車を停めて参道まで歩いてみてください。

道は険しいですが、大きな杉の木がボッコボコ立ち並ぶ神聖な道でご利益ありまくりです。

そして道中には立派な山門があり、こちらも心を高鳴らせてくれます。

門の中にある巨大なわらじも見所です。

参道は少し険しいものの、そんなにめちゃくちゃ長いわけではないので、体力が無い方もあまり心配する必要はないかと思います。しかし、どうしてもキツイ・・・と言う方は前述したように境内のすぐ手前まで車で行くことも可能ですが道は狭いので注意してください。

そして、門を抜けてもう少し歩き続けると大宝寺の境内に到着します。

この境内も非常に素晴らしいのですが、秋になると境内にある大イチョウが黄色い葉を付け、境内全体を黄金色に染め上げます。

「どうですか？この色っ！？」

ご利益まんまんのハイパーモード状態です。

大宝寺の銀杏は推定樹齢450年、目通り6.0mという大きな樹ですが、火災に遭い、本体とも言える部分を失ってしまっています。

しかし、それでもなお鮮やかな黄金色の葉を付けるパワーあふれる樹です。

そして、この銀杏と寺院、仏像のコラボレーションが非常に美しい光景を作り出しています。

大宝寺の紅葉の見ごろとしては11月ごろです。
※今回の記事の写真は2021年11月14日撮影

常にご利益はあるのでしょうが、非常に神々しく美しい光景が見られるので是非紅葉の時期に行かれることをオススメします。

黄金色のご利益まんまんモードで出迎えてくれることでしょう。。。

大宝寺
〒791-1205 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生８２７

・入場　無料
・駐車場　無料