安らぎと癒しの港町 広島県福山市「鞆の浦」

鞆の浦 中国地方

どこかで見た風景 ノスタルジックな鞆の浦を散歩

広島県で行われたマラソン大会に参加後、満身創痍で広島県福山市の鞆の浦という港町にやってきました。

鞆の浦は古くから潮待ちの港として知られる場所で、今でもその当時の面影を残した古い町並みが残り、「都市景観100選」、「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれた美しい港町で、安らぎと癒しを感じられる場所です。私も町並みを見ながら散歩するだけでマラソンの疲れが吹き飛んだように錯覚しました。

まあ、筋肉痛の襲来にすぐにただの勘違いだと実感しましたが・・・


そして、この鞆の浦という町を歩くと、まるで稲川淳二さんのように「あれ、おかしいな・・・」という感覚に襲われ、「なんか見たことあるな。」という錯覚に陥ります。

それもそのはず、この鞆の浦という町、ドラマや映画のロケ地として頻繁に使用されています。
代表的なものでいうと、TVドラマの「流星ワゴン」、長澤まさみさん主演の映画「潔く柔く」、漫画の実写版映画の「銀魂」、「ウルヴァリン」などなど。
「ウルヴァリンはアメコミじゃねーか!!!」と思われるかもしれませんが、日本を舞台にした「ウルヴァリン・SAMURAI」という作品のロケ地です。

ちなみにこの鞆の浦はスタジオジブリの「崖の上のポニョ」の舞台と言われています。が、スタジオジブリが明言しているわけではないようです。

しかし、鞆の浦も完全にポニョムーブメントに乗っかってきていますので、ここは敢えて細かいことは気にせず「ここがポニョの舞台かぁ!!!」と思っておいた方が楽しめると思います。
大人になると敢えてはっきりさせない方が良いことがあるということも分かってきますからね。。。

そして、町歩きだけでなく、何よりも素晴らしいのがこの瀬戸内海の風景。
町歩きをしながら出店でししゃもの天ぷらを買って、瀬戸内海を眺めるとその穏やかさに「なんか、ええなぁ!!!」と涙が出そうになりました。

画像は鞆の浦の町から車で10分ほど行った場所にある阿伏兎(あぶと)観音から見た瀬戸内海。
ちなみにこの阿伏兎観音は安産・子育ての観音様で子授け、安産、子育てを祈願する絵馬がたくさんあり、絵馬には「おっぱおがいっぱお」でした。

アクセス

鞆の浦
〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆
駐車場:公営駐車場あり(有料)

阿伏兎観音
〒720-0312 広島県福山市沼隈町能登原1427−1
駐車場:無料(4台)
入場料:中学生以上100円 小学生50円

瀬戸内海にある潮待ちの港町

広島県の潮待ちの港町としては瀬戸内海の「とびしま海道」にある御手洗地区もおすすめです。
※下記の見出しクリックで記事へ移動します。

瀬戸内海のサイクリング・ツーリング 潮風薫る「とびしま海道」

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