陶器と銀杏が映える 秋の陶祖ケ丘
陶街道五十三次という明らかに歌川広重の「東海道五十三次」からパクっ・・・、いやインスピレーションを受けた場所が愛媛県砥部町にはあるのですが、今回紹介したいのはその中の一つの「陶祖ケ丘」という場所。
この陶祖ケ丘は砥部焼の始祖である杉野丈助の碑をはじめ、砥部焼の歴史を支えてきた人物を称える碑が建てられている場所なのですが・・・
今回は砥部焼の歴史の話はなかったことにして・・・
この陶祖ケ丘、愛媛県砥部町のちょっとした紅葉スポットなんです。
紅葉と言っても真っ赤な紅葉ではなく、陶祖ケ丘には見事な銀杏の木があり、秋になるとこの銀杏の木が見事な金色に染まります。
そして、この陶祖ケ丘ですが、時代ごとの陶片が各所に埋め込まれており艶っとした砥部焼の美しい白と藍色を銀杏と一緒に見ることが出来ます。
陶器の色と黄金の銀杏の色がなんとも絵になりますね。
小高い丘の上から銀杏の木ごしに砥部町を一望することが出来る美しい場所です。
銀杏の見ごろとしては11月中旬から下旬ごろかと思いますが、私が訪れた際は2本ある銀杏の木のうち、一本はまだほとんど緑色でしたので、2段構えでもう少し長く見られるかもしれません。※写真の撮影日は2021年11月21日
また、陶器に興味のある方は砥部焼の歴史にも思いを馳せてみてください・・・
アクセス
陶祖ケ丘
〒791-2132 愛媛県伊予郡砥部町大南865
・入場料 無料
・駐車場 有り(砥部焼伝統産業会館)
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