高知県大豊町「箕淵」吸い込まれそうなほど美しいちょっと危険な聖域

水の名所

神秘的な美しさ 高知県大豊町「箕淵(みぶち)」

吸い込まれそうなほどに美しいエメラルドグリーンの深淵が高知県大豊町にあるということで行ってみることにしました。

「箕淵(みぶち)」というほとんど知られていない場所なのですが、ここが本当にすごかった!!

まずGoogleマップをぼ~っと眺めていてこの場所を見つけたのですが、googleの口コミを見てみてると・・・

「十分に注意しておかないと淵に落ちるかもしれません。」

「行くならロープと覚悟が必要です。」

と書かれており、ちょっとブルったのですが、

「まあ、なんとかなるだろう。」と思い、特に装備も覚悟もなく行ってみることにしました。。。

日本一の大杉で有名な町、高知県の大豊町に入り、「箕淵(みぶち)」の近くまでは車で行けるのですが、近くに来るとアスファルトの道から下の画像のような白い道になります。
※この道の場所は下記のアクセスの部分をご参照ください。

この画像の右の分岐の道から、徒歩で箕淵へ向かうようになります。駐車場はありませんが、この道に入る少し手前にちょっと開けた場所があるのでその辺りに停車されると良いかと思います。

徒歩の道はこんな感じでここから10分ほど歩けば到着します。

ちょっと分岐があり、分かりづらいのですが、この道を進んでいくと下の画像のような石碑(?)があります。

ここから右に曲がる道があるので、道を曲がって下っていってください。この辺りから急に傾斜がきつくなります。

ちょっと下っていくと、お社があります。

ここまで来て、

「アカン、行き止まりや・・・」となったのですが、お社の右奥を見てみると、行けるっちゃ行ける感じの道というか斜面があったので意を決して行ってみることにしました。

しかし、「ここからが本当の地獄だ・・・」状態でした。

Googleの口コミで「ロープと覚悟が必要。」と書かれていた意味を頭ではなく心で理解しました。

道とは言いづらい斜面を樹の枝や幹を掴みながら、滑り落ちないように命からがら下っていきました。

なかなかテンパったので斜面の写真は撮れていません。すまぬ・・・

ちょっと大げさに書きましたが、運動神経の良い人ならグリップの良い靴でゆっくり進めば特に問題なく降りれると思います。

私も学生の時の体育の成績2とか3でしたが、なんとかなりました。

というわけでなんとか到着した箕淵がこちら。

この日は曇りだったのですが、それでも神秘的で吸い込まれそうな水の色でした。

これまたgoogleの口コミで「十分に注意しておかないと淵に落ちるかもしれません。」とも書かれていましたが、滑って落ちるだけでなく、なんか不思議な力で吸い込まれそうになるちょっと危うい気持ちが分からんでもない気がしました。

そしてさらに奥に目をやると・・・

こんなんなってます。

エメラルドグリーンの水が美しすぎるだけでなく、何か神秘的で不思議な力を感じられる場所でした。(by 霊感ゼロ)

しかし、実際に周囲にお社もあり、地域の方には聖域とされている場所ですので立ち寄る際にはもちろんマナーを守ってください。

私が訪れたのは初冬の2021年12月12日の曇りの日でしたが、春や夏の晴れた日の太陽の高い時間に行ってみるとさらに美しいそうです。

何度も言いますが、かなり急な道になるので行かれる際はご注意ください・・・

アクセス

箕淵
〒789-0232 高知県長岡郡大豊町梶ケ内
33°47’25.3″N 133°43’01.4″E
※上記の座標をgoogleマップに入力すると箕淵の歩道へ入る前の白い道の場所が表示されます。

・入場 無料
・駐車場 無し
※白い道の部分に一台程度は停車可能

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