愛媛県松山市奥道後の湧々淵
「どうやって行けと・・・」
と困惑するほどの場所に放り出された。
愛媛県松山市の奥道後に「湧々淵(わきがふち)」という、稲中卓球部の田辺ミッチェル五郎を彷彿とさせる名前の美しい渓谷があるという場所があるということで行ってみたのですが。。。
グーグルマップで「湧々淵」と入力して行ってみると、何もない金網の塀の前に放り出された。
どうやらこの塀の裏に「湧々淵」があり、
「こっから先は歩いて行けよ!!」
とグーグルマップには示されていたのですが、金網を乗り越えるという反社会的な行為をしないとどう考えても行けそうにない。
「う~ん。やっぱり駄目かぁ。。。」と思案したものの、今回は事前に情報はチェックしており、近くのホテルの「壱湯の森」という場所から行けるということだったのでホテルの方へ行ってみることに。
フロントにイケメンのホテルマンがいたので聞いてみると・・・
「すいません、今行けないんですよ・・・」とさわやかに言われました。
しかし、それでもまだ想定の範囲内ではあったので事前に調べておいたwikipediaの情報によると「湧々淵公園」と言う場所から地下通路で繋がっているようなので行ってみることに。
しかし・・・
公園内をうろついても全くそんな道はない。
ダメ元でグーグルマップに示された場所にもう一度戻って、辺りを見渡してもやはり金網の塀意外何もNAI!!
「う~む。」と唸りながら、再度「湧々淵」のwikipediaを開いて、載ってある宝の地図風の地図を眺めてみると・・・
※なかなか小学生の冒険風の宝の地図っぽいんで興味のある方はwikipediaで見てみてください。
「おや?」とあることに気付いた。
「これはもしかして。」と思い、再び「湧々淵公園」の駐車場に戻り、駐車場の道を挟んで向かいの茂みを調べていると・・・
「なんかあった!!」
茂みの奥に明らかに人工物なプラッチックのゲートが開いていました。
「これに違いない!!」と思い行ってみると、
「ビンゴ!!」
ゲートの奥に地下通路がありました。
ちなみにこの地下通路、中は蛍光灯が壊れて垂れ下がっており、アメリカの映画ではあきらかにチンピラに襲われそうな場所でちょっとおっかなかったです。。。
そして、ビクビクしながら地下通路を抜けると、
とうとう湧々淵に出ました。
朱色の欄干が続く遊歩道がなんとも雰囲気のある場所で辺りの緑を眺めながら気持ちよく歩くことが出来ます。
そして、遊歩道を歩いていると美しい紅葉や滝、
ディープブルーの水、
朱色の橋と岩肌などなど美しい光景を見ることが出来ます。
そんなに長い渓谷ではないので、散歩程度にちょっと歩きながら短時間でそれぞれ見ることが出来るのですが、さらに見てほしいのがこの遊歩道沿いの竹林。
朱色の欄干と緑の竹林がなんとも絵になります。
ちなみにこの竹林を抜けてさらに歩いていくと、一応ホテル「壱湯の守」の方の駐車場に出ることが出来ました。
「壱湯の守」正面玄関の向かいの土の駐車場の奥から「湧々淵」への道は続いているようです。
場所探しから思った以上にアドベンチャー要素いっぱいでしたが、見つけ出した時はなかなか興奮しました。
そんなに時間はかからないですが、冒険要素いっぱいで美しい光景が見られる場所なので是非行ってみてください。
アクセス
湧々淵
愛媛県松山市末町267
・入場 無料
・駐車場 無料(湧々淵公園または奥道後温泉駐車場)
※上記の地図は湧々淵公園の駐車場です。この近くに湧々淵へ通じる地下通路があります。
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