隈研吾さん設計の建築物がいっぱい 高知県梼原町
建築が好きな方に是非行ってほしい町がある。
それが高知県の山奥にある梼原町(ゆすはら)。
町内の面積の90%を森林が占めるこの町には東京オリンピックの舞台となる新国立競技場などを設計された世界的建築家の隈研吾さんが設計された建物がいくつもあります。
「へぇ、隈研吾さんってこの町出身なのかなぁ?」と思ったら全くそういうわけではないそうです・・・
1992 年に梼原町を訪れ、この町にある芝居小屋の「ゆすはら座」に出会った隈研吾さんは、その建築構造に強く惹かれ、建物の保存活動に携わるようになり、それが縁でこの町には隈研吾さん建築の建物がたくさんあるそうです。
というわけで、先日この町を訪問しましたので、隈研吾さん建築の建物を紹介していきます。
梼原町までは少し遠いですが、ほとんどの建物は梼原町の中心部に集中しているので、かなり簡単に見ることが出来ます。
雲の上の図書館
梼原町の隈研吾さん建築で代表的な場所と言えばここです。
外観はわりと普通ですが、一歩中に足を踏み入れると、そのデザイン、そして木と本だけでなく人が調和した空間に圧倒されます。
「雲の上の図書館」についてのこちらの記事からどうぞ
雲の上の図書館
〒785-0610 高知県高岡郡梼原町梼原1212−2
まちの駅「ゆすはら」
梼原町の特産物販売と、ホテルが融合したまちの駅「ゆすはら」。
茅葺の壁が印象的な建物。
中では地元の特産品が売られていたり、観光案内がされていました。
実はホテルもあるということは、ついさっきインターネットで調べて知りました。。。
まちの駅「ゆすはら」
〒785-0610 高知県高岡郡梼原町梼原1196−1
梼原町総合庁舎
どこの町にもある役場ですが、そのデザインは木を活かした独創的なものになっています。
残念ながら私が訪れた時は工事中。。。
梼原町総合庁舎
〒785-0695 高知県高岡郡梼原町梼原1444−1
雲の上のホテル・レストラン
他の建物は木を活かした茶系だったのですが、ここだけなぜかちょっと違ったデザインで、峰竜太さんの奥さんの海老名美どりさんが突然ミステリー作家宣言した時や、女優の小西真奈美さんが突然ラッパーになった時のような違和感を感じました。
中はしっかり木をメインにしたデザインです。
雲の上のホテル・レストラン
〒785-0621 高知県高岡郡梼原町太郎川3799−3
雲の上のギャラリー
雲の上のホテル・レストランのすぐ隣にあり、雲の上のホテルと温泉を繋ぐ渡り廊下を兼ねた木橋のミュージアムです。
隈研吾の小さなミュージアムも2020年6月にオープンし、大人200円で入場することが出来ます。
雲の上のギャラリー
〒785-0621 高知県高岡郡梼原町太郎川 雲の上のギャラリ
コメント