秋に行きたい愛媛県の紅葉スポット 小田深山渓谷

愛媛

霧と渓谷と私・・・ 小田深山渓谷

愛媛県内子町にある小田深山渓谷へ行ってきました。

燃えるような紅葉と息を飲むような風景を楽しめる場所ではあるのですが、渓谷はだいたい山の中にありがちなので、「どうせ一車線の行き違いが難しい道で、また四国の山道の洗礼をお見舞いされるんだろうなぁ・・・」と思いながら行ってみたのですが・・・

一車線ではありますが意外と道幅が広く、行き違いのための待避所も豊富にあってわりと楽な道でした。そんな感じで快適に走っていたら道に何か飛び出してきて、肝を冷やしました。
見てみると、キジ(たぶん・・・)が道路を横断していました。野生のキジとか生まれて初めて見ましたよ。。。

しかし、本当に恐ろしいのはそんなちゃちなもんじゃねぇ。
そう、本当に恐ろしいのは道でもキジでもない、それは「霧」だった。

道の途中から運転が不安になるほどの深い霧が出てきました。

非常に恐ろしく引き返そうかと思ったものの、恐る恐る車を走らせていると晴れてきたので、なんとか目的地までたどり着くことが出来ました。

そして、小田深山渓谷へ到着。
まず最初に見たのが、この「木の葉吹雪」とでも良いましょうか。風が吹くと色づいた木の葉が舞い散り、非常に幻想的な光景で見入ってしまいましたけど、このペースで落葉するとあっという間に紅葉シーズンが終わってしまうので、もうちょっとセーブしてほしいというのが正直なところです。。。

それから渓谷内へ入り、散策を開始。この渓谷には大きく二つの道があり、渓谷の川を挟んで車道と遊歩道に分かれています。車道側の方がフラットで歩きやすいのですが、地図を見ると遊歩道の方がビュースポットが多そうだったので、ここはやはり遊歩道へ行ってみることに。

しかし行ってみると・・・

かなりデカめの落石や倒木が転がっていたりと「遊歩道言うたやないかいっ!!」と問い詰めたくなるほどのエクストリーム道で、歩くのになかなか難儀しました。

遊歩道はかなり凸凹で、雨の後は落ち葉が濡れてかなり滑るのでグリップの良い歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

運悪くというか、ちょっとサイズの合わない靴で行った私は足首グキリそうになりながら、受験生に申し訳なくなるほど濡れた落ち葉で滑りながら歩いてきましたが、そんなことどうでも良くなるほど素晴らしい景色でした。

どこを見ても美しかったので、見ていて飽きなかったのですが、そんな中で一番素晴らしかったのがこの場所、渓谷の中ほどに手すりのない吊り橋があるのですが、吊り橋と紅葉と川が「部屋とYシャツと私」のごとく、最高のマッチングでそれぞれを引き立てあっており、本当に絵になる場所でした。

小田深山渓谷の紅葉の時期は10月下旬から11月上旬です。
渓谷の遊歩道は約1.5km程度で、20種類以上のモミジで彩られる渓谷美を楽しむことが出来ます。
上記にも書きましたが、遊歩道はあまり歩きやすいとは言えないのでグリップの効いた歩きやすい靴をお勧めします。また標高750~1560mの山の中で急な天気の変化や気温の低下がありますので、温かい上着も用意しておいた方が良いです。

体力に自信の無い方は遊歩道ではなく、車道側を歩いた方が良いと思います。車の往来には気をつけてください。

アクセス

小田深山渓谷
〒791-3522 愛媛県喜多郡内子町中川
松山駅から車で105分
入場料・・・無料
駐車場・・・約80台(無料)

道中曲がりくねった道が続き、霧が出ることもありますので運転注意してください。

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